http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/357253/

ソニーのカラーテレビが中国で売れなくなっている。昨年10月の国慶節連休には販売額で3位を占め
ていたが、今年は11位に転落。シャープやTCL、サムスンなどのライバルに追い抜かれている。19日
付で中国経済網が伝えた。

中国経済研究センターによると、東芝液晶テレビの「縦線事件」、パナソニックやシャープの「問題事件」
により、日本のカラーテレビに対するイメージが“破綻”の危機に直面している。これと同時に、中国製カ
ラーテレビの勢いが増していることも大きいという。

ソニーの中国でのシェアは11位に転落し、シャープやTCL、サムスン、海信(ハイセンス)、LG、康佳
(コンカ)らに追い抜かれた。ハイアールも10位と、ソニーを足元に踏み付けている。

ソニーやパナソニックを筆頭とする日本の家電神話は完全に崩れ去った。彼らが生産基地を中国に移
行したせいで、日本の失業率は戦後最高を記録。日本人は昔、フィリピンやインドネシア、タイが女性労
働者を輸出していると嘲笑したが、今では失業した日本の技術者が中国で仕事を探すため、行列を作っ
ている。