政府が海外に住む日系4世が日本で就労できるようにする新たな在留制度を
2018年7月から開始したところ、世界最大の日系人コミュニティを擁する
ブラジルからの申請者が9月末時点でゼロだそうです。
新たな在留制度は18〜30歳の日系4世以降の若者を対象として設立されたもの。
この制度には年齢や家族帯同に制限がある上、試験にパスするなど一定の日本語能力が
求められており、申請が通っても滞在は最長5年間に限定されます。
つまり、申請の際に求められるハードルが高い上、せっかく日本に来て仕事を得ても
5年で放り出されることが確定した仕組みで、外国人技能実習制度のような
「使い捨て」を前提とした制度設計となっています。