北海道旅行へ行って来た。お決まりのカニを食してきたのだがカニに適したハサミが食卓に出てこない。
いわゆるキッチンバサミはあるのだがカニには向いていない。適しているのはテコ比の大きい刃部が小さく
握り部が大きいタイプだ。婦人は両手で握って力を入れている。その力の入れた証拠にプラ部は割れが入っていた。
これは作業性が悪いだけでなく切り終えた瞬間が意図しない時期に生じるので危険でもある。

カニ用としてのハサミは土産屋に置いてあるがキッチンバサミの刃部を湾曲しただけでテコ比は変わらず
使いにくいのは見ただけでわかる。

なぜ使いやすいタイプが普及しないのだろうか。存在をしらないのか、カニはキッチンバサミという固定観念があるのか?
適材適所で最も使いやすいものが普及するはずなのだがそうではないようだ。
使いやすいハサミがあると食べるのが早くなり、食べ放題なとでは店のデメリットになる裏事情でもあるのだろうか・・・・
ハサミがいいと実際に倍ぐらい解体能率は上がる。時間調整のためにあえて作業性を悪くさせている?

土産のタラバガニを自宅でこのテコ比の大きいタイプで食したが格段に解体しやすい。
我が家ではカニ用にこのタイプを数本(家族分)買ってある。以前は一本しかなかったときはハサミの取り合いになった。
このときカニはこのタイプしかないと確信し一度に数本買った。(といっても100均なので数百円)

カニにはこのテコ比の大きいタイプを薦める。刃の噛み合わせが若干悪くてもカニは問題なく切れる。