作家の万年筆
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需要があるか分かりませんが、作家や有名人が愛用している万年筆について語りましょう。 戦前のペンはろくなものがなかったからな。
カリッカリの鉄ペンで引っ掻くように書いていたイメージ ガラスペン使ってたヒトもいるのかな
昭和九年生まれの母は実家が工場やってて、物心ついた頃は事務にガラスペン使ってた記憶があるそうだ ガラスペンて今で言うマンガ用のGペン並の消耗品だった
のに、今はニッチ過ぎて超高級品だからな〜。あれは実用品
じゃないだろ。 そうか?
安いのは今でも2〜3000円で売ってるぞ。 上の方でもちらっと出ているけれど、森村誠一がガラスペン愛用者。
ttp://morimuraseiichi.com/?p=2019
>ちなみに私のペンは特注のガラスペンで、総体二グラム。いまは生産中止で、二万本特注し、年間消費量約六百本、すでに一万二千本を消費して、残りの八千本は銀行の貸し金庫に保管しています。 >>592 道具、用具に投資してる人は尊敬するなあ。
特に老齢の人はその意気込みを感じる。
いつまでも仕事を続けようという意欲。 >>594
たぶんただ「書く」だけのものじゃあないんだろうなあ。
今「魂の駆動体」って小説読んでいるけどそこでは車が完全に自動制御された世界の中で、ただの「移動手段」としてではなく「自分の意志で自由に動かせる」ことにロマンを感じ、クルマを設計する話なんだけど、何となくそういうのがあるんじゃないかって気がする >>592
2グラムのガラスペンて想像つかないんだけどどんなものなんだろうな。
針みたいに細くてボキボキ折りまくってそう 紫綬褒章もらった北方謙三のニュース映像。
ペリカン使ってるように見えた。 http://ameblo.jp/love-montblanc/entry-10114326140.html
これみるとペリカンのトレドとモンブランの146、あと確かどこかで万年筆三本だって見た気がするから一本、分からんのがあるな。
それぞれに名前を付けているそうで やっぱり万年筆博士は原稿を書く時にフル稼働させるほどの実用性はないってことかな。 ttp://members.jcom.home.ne.jp/fullhalter/writer00.html
ここによると3本の名前は「武蔵」「サム・スペード」「狂四郎」だそうだが、
(1984年録)となっているので、当時の万年筆を今も使っているのか、
ペンは変えたとして名前は引き継いでいるのかなどはわからない。
84年にトレドはなかったよね。
上記3本だったらトレド=狂四郎、146=サム・スペード、博士=武蔵と推測。 「水滸伝」の時一本は今名前変わったぞ。今は「黒旋風 李逵」だったかな?
かなりの枚数それで書いたとかなんとか >>604
訂正
「水滸伝」の時一本は名前変わったぞ。
変なタイミングで「今」が入っちまった >原稿執筆では、名人と言われる職人が手作りした万年筆を愛用している。
>過去に一度無くして他の万年筆を代用した時は、原稿用紙に引っ掛かって仕事がはかどらなかった。
wikiのサザエさんの登場人物内のいささか先生に関する記述なんだが、万オタ臭がハンパない。 江戸川乱歩。
愛用の万年筆は、
「パイロット・RT-170-F 53R 」
1954年、発売当時の価格は、1700円。
ニブの両側がえぐれたフォルカンだったらしい。 これヘンリー・ジェイムズの自筆の手紙だけど、
やっぱり軟らかめのニブだな。
ttp://www.historyinink.com/1223806_Henry_James_ALS_9-21-1907_p1%20-%20watermarked.jpg
ペンの写真が見たい >>608
脚本家に万オタがいるのかな。「父さんの万年筆」というそのまんまの話もあったし。 それって日本人の作家がパイロットを使うようなもので、特にこだわって選んでいるわけではない可能性もあるな・・ マーク・トウェインはコンクリンか。
ttp://www.sytrading.jp/conklin/marktwain_crescentcollection
パーカーももう少し商売気を出して、コナン・ドイル記念モデルでも発売すればいいのに。 >>615
そう思いますよ。万年筆マニアでもなんでもなくて、当時いちばん一般的な筆記具にメジャーなメーカーを選んだだけみたいな。 ttp://www.ybs.jp/radio/scooper/column/column_dsp.pl?20130214
山本周五郎の万年筆は黒軸に銀キャップで細身。パーカー45だろうか。 >>304 先端のネジ山が露出しているのは携行時用としてペン先を逆に指しているため
それは間違い。
ねじに見えるところは指かけであり、
ニブを軸から抜くときの滑り止め。
使用時もねじに見えるところは出ている。
ニブの反対側は、棒のようになっている。 http://sokuup.net/img/soku_29341.jpg
島崎藤村「夜明け前」冒頭。
ペン先をインクに浸けて、それで3000枚緻密に書いたのだから内容を
度外視しても尊敬に値する。 ロラン・バルトのノート
ttp://multimedia.bnf.fr/chroniques/chroniques_59/files/assets/seo/page20_images/0002.jpg
マルグリット・デュラスの手紙
http://www.galeriethomasvincent.fr/userfiles/images/Lettres%20XX/Marguerite%20duras%20-%207%20aout%201965-1.jpg
色が褪めてるけど二人とも青インクだな。
もっとも、万年筆かどうかは確定できないか。 佐村河内守。ペリカンのBPかRBのように見える。
ttp://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20140205k0000m040181000c まさに時の人だけどww
ペリカンにしては先端の金色の部分が長くないかな。 さむらこうちのかみ なんて作家いたっけと思ったら違ったでござる 傾斜台というのか、原稿用紙台というのかわからんが、
最近それに興味を持っている。
タイプライター、ノートパソコンで仕事をする作家には関係ないと思うが。
動画サイトで、
手塚治虫先生がその原稿用紙台を使っているのを見たんだな最初に。
で、画像検索で調べてみたら、
原稿用紙台を使っているのは、
大佛次郎先生と、井上ひさし先生が確認出来た。
この傾斜台を使うと今までの万年筆の筆記角度が変わるので、
いかがなものかと考えているところ。
つまりペンポイントと紙の接触角度が変わっちゃうんだな。 書き忘れたんだが、外国の作家だと思うんけど、
机の天板自体に既に傾斜がついてるものがあった。
恐らく、オーダーメイドだと思うが。
金があったら職人に傾斜台を発注したい。 >>632漫画家のことはよくわからないw
手塚治虫先生が使っている台は、
仕事場をNHKが取材した時の動画で確認できる。 漫画家が使っているのはトレース台かなあ。
ガラス張りになっていて、下から照明を当てて絵をトレースする奴。 絵を描く人が角度の付いた台を使うのと、
文字しか書かない人が使うのはだいぶ意味合いが違うとは思う。
画家のキャンバスだったらかなり立てて置くのが普通だからね。
文字を書く場合はさほどメリットはないと思うけど、本を読む(あるいは本を参照しながら書く)ときは少しでも首の角度が楽になるので、そういうのを好む人もいる。
机は平らのままで、本を置くスタンドを使う人もいる。
それほどきつい傾斜の台を使う訳ではないだろうから、ペンの角度についてはあまり気にしなくても良いんじゃないかな。
傾斜の付いた台の上に肘も置くのだとすれば、ペン先と紙の角度はあまりかわらないだろう。
いっぽうで肘は台の外、というのは文字を書く場合はあまりよくない。肘よりも高い位置に手先を置いたまま書き続けると手も痺れるし腱鞘炎にもなりやすい。 大江健三郎が画板で書いてるのをドキュメンタリーで見た。 執筆台というのは、たぶん視力の問題なんだろうな。
見易い。
とりあえず、
大型写真引き伸ばし機の台版をベースにして、
角材二個を梱包用テープでぐるぐる巻きにして、
台版の下にかませてみた。
ノートパソコンを置く台としても悪くない。
万年筆と紙の角度だけど、
万年筆というのはイリドスミンがすり減って、
自分の筆記角度に合うすり減り具合になるわけだから、
執筆台で筆記角度を変えると、
水平で書いていた時のすり減り具合と、
合わなくなるだろうな、
という心配なんだけどね。 文具板のなかでこのスレが一番好きだけど、なかなか情報がないから進行が遅いね 今も製造されてるのか知らないが定規アームの無いドラフターの
簡易版みたいな机上サイズの可変傾斜台工業高校で製図に使った
なあ。立てすぎなければ普通に字を書くにも使いよかった。
画家がキャンバスを立ててるのは寝かすと大きくて手が届かない
からだと思うよ。展覧会見に行くと何号と言うのか知らないが畳
より大きな作品もあるし。 >>641
それもあるが、大きいキャンバスを寝かせて描くと縦横比が狂いやすい、
という理由もある。 >>641
wwww
巨大な絵は、床に置いてその上に足場組んで描くんですよ。 >>642,643
ナルホw
ドラフターもう売ってなさそうなんで文具屋より家具屋板に移動
した方がよさげだな。 >>638
息子のそばで書けるのとあと自分が痛風病みのとき動けなかったのと >>275
今更だけど、
在任中のフランスの新聞では彼が(フランスの)大統領なのに(イタリアの)モンテグラッパを愛用していて、国際会議に出かけるときもそれでサインをする、っていう記事が出ていた。 吉田茂はシェーファーを使い、ケネディはモンブランを使ってたんだから問題ないと思うが 作家と万年筆展に出てた開高モデルは
タルタルの言ってる70年代モデルと似ても似つかぬモデルだった タルタルって自分に酔ってるというか、傍から見ると病んでるよね。 タルタルは文章は上手いと思う。
だけど彼が急に70年代の14C149を「開高モデル」なんて呼びはじめてから高騰した。
実際はたくさんある愛用品の中の一本。80年代18K149だって「開高モデル」。
ブログでもつっこまれてたけど、万年筆ブームのさなか軽率に市場を混乱させた功罪はある。 そもそも開高健ってそこまで良い作家かな。
良い作家じゃなければその万年筆だって取り立ててどうってことないとおもうけど。 たしかに、つりあがった値段の開高モデルやヘミングウェイを買った人で
「彼らのファンだから」って人は少数だろうな
伝説に金を出している
18K149の”開高モデル”には高値がつかない
それがコレクターの本質といえばそう 神話というか。
まあでも万年筆好きなら誰しもイメージに踊らされて本当に自分に必要か、自分に合う書き味か考えずにペンを買った経験はあるよなあ。 なんでタルタルの戯言が神話なんだよ。馬鹿か
病人のた・わ・ご・と
頭いかれてwiki荒らしたの知ってる? http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w101022652
石原慎太郎生原稿
もし、字というものが思想を伝達する道具であると仮定するならば、
石原慎太郎は何も伝えることが出来ないと云うべきであろう。
石原慎太郎の字のに解読した字が書いてあるのは笑える。 藤本義一はモンブランを使ってたようだ。記念館ニュースの映像より。 >>661
狆太郎はプラチナ愛用してたんだっけ
この原稿は違うように見えるけどな
字を見ただけでメーカーまではわからないが 石原慎太郎の原稿は結局、
42,020円で終わった。
一応書いておく。 パンダの名前公募すると、毎回一定数「パンパン」ってのが送られてくるそうな。
気持ちは分かるがそれはダメだ。 シンシンとパンパン(発音注意!)なんてお似合いじゃないか。 >>673
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20091224/12/tks0604/88/c0/j/t02200293_0240032010351355510.jpg 今じゃ考えられないことだがランランが死んだときは2時間特集の追悼番組が組まれた
森光子か黒柳徹子のどちらかが和装の喪服で出演していた記憶 よく考えて見たんだが、
>>661の石原慎太郎の原稿が、
52年の歳月! を経て市場に出てきた理由なんだが、
こう推測してみた。
1)また石原慎太郎の原稿が来たときのために、
解読するためのテンプレートを保存しておこう! (52年前)
2)でももう、このテンプレートを保存しておく必要もなくなった! (現代)
いかがか?
ちょっとブラックだったかな? こういう読めない字の作家って最初からこんな字書いてたのか?
偉くなって傲慢になって崩れた字を書くようになったのか?
無名の新人がこんな字で書いた原稿なんて、誰も読んでくれないよね 読むだけなら、プロの編集者はめちゃくちゃ読めるだろうからな。
持ち込み原稿が汚い字でも、当時の編集者たちなら困らなかっただろう。
それにゴーサインが出て初めて、印刷所むけにこうして翻字する必要がでてくるわけで。 きれいな字だけどしょっちゅう落とす作家よりは
汚い字だけど締め切りを守ろうとする作家のほうが良いだろう
売れていれば >>679
印刷所がその原稿から写植したとでも思ってるのか。
馬鹿じゃないの?仕事知らなさ杉。 売れっ子作家ならいざ知らず
どこの馬の骨ともわからん奴が、判読不明の字で書いた原稿を読んでやる編集なんていないだろ
難読文字の作家も、デビューから売れっ子になる迄はちゃんと楷書で書いてたんじゃないの
だlけど、売れて偉くなると傲慢になって、簡単に読めない字を書く文豪の俺様って格好いいだろ
「俺様の書いた字が読めないのは勉強不足だ」なんて感じになっていったんだろ 〆切に追われて走り書きみたいな感じになったという発想はないのか デビュー作なり応募作だったら、いくらでも時間をかけて、推敲なり清書でも出来るだろうけどね
ワープロ必須の時代じゃないから、編集のほうも手書き原稿に親しんでたろうし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています