「重要なタスク」がなにか、それでみんな悩んだり混乱したりしているんだと思う
自分もそう
それは、「自己の価値観を実現する」というフランクリンの究極のテーマがそもそも
わからないことでもある
たとえば、B(重要 but 緊急でない)に自己啓発の学習を入れるのか、それは
人生にとっては第4領域であって賭け事と一緒じゃないかと言われても反論はできない
世界遺産検定、使いもしないTOEICの勉強、6パックのためのジム通い・・・全部まとめて
第4領域の遊興・浪費と変わらない。ただ、本人が錯覚の「重要」に溺れて、2,4を領域切り
しているに過ぎないといえる
あくまでベルーフというか、天職としての「仕事」で邁進没頭三昧することを柱にした中での
「重要」であって、「自分の価値観」を全面に押し出すと、極論すれば「今日は英語の勉強が
ありますから定時で帰ります」とか、「ジムに行くので直帰します」というBを増やせば
(Bをできるだけ多く入れろとセミナーで言うので)、会社は「こいつ忠誠心無いな。仕事を
なんだと思ってる」と思われて、生活の軸・自己実現のベースに来るべきものを失いかねない
つまり「重要」をどう捉えるか、言い換えると、仕事とは無関係なものに重要を置くと
それは第4領域に堕して第4と混じり合い、「あんたは重要って言ってるけど、ただの趣味じゃん。
趣味は重要にはなり得ないよ」と、2,4の領域が脳天気なハッピー・ダメセットになってしまう
そこまで極端に考えてみると、「自己の価値観」は仕事から離れてはいけないし、
「重要」で切り分ける領域判別の「重要」は実に怪しい言葉だし、個人によって受け止め方も
バッラバラに思えてしまう