以前のプラチナ細字は、アウロラに近いガリガリの筆記感で「鉛筆のようだ」といわれていた。それが良いという人も多かった。
それが、現行のセンチュリーになったとき時にペン先の設計が変わり、今の柔らかめの物になった。(スリップシール導入と同時期)
細字の変化が大きかったが、ほかにもミュージックが大きく変わっている。

一方でパイロットは、「ボールペン使用者にあわせて高い筆圧に対応するため」という理由で、74のペン先を硬めに調整するように変わった。(カクノが出た頃)
このため、低めの筆圧で74を使うと、ガリガリしたりインクが出なかったりするようになった。
ペン先の設計は変わらず、調整だけで硬くしているので、ペンクリなどで筆圧に合わせた調整にする事で柔らかく書けるようになる。
また、調整が硬くなったのは74だけなので、742、743、845やキャップレスなどの細字は硬くなっていない。