>>77
個人的には、これまで触ったことのある現在販売中の万年筆で一番柔らかかったのは、中屋の「特軟」ペン先。

特軟は、中屋の軟調ペン先をフォルカン加工したものだが、パイロットのフォルカンと違って、弾力を減らすように加工されている。
それぞれのフォルカンの違いは下のような感じ。

・パイロットのフォルカン
→ペン先が左右に開く加工。
弾力が残るが、字幅が変化しやすく、高い筆圧をかけても戻りやすい。

・中屋の特軟
→ペン先全体が上下に動く加工。
字幅の変化は少なめで筆圧が高すぎると戻らなくなる恐れはあるが、弾力が少なくとても柔らかい。