減速後の経済指標の水準が景気後退を示唆するものでないことや昨年後半にかけての景況改善が明らかに行き過ぎで巡航速度に向けた健全な調整過程にあるとの判断も常識的だ
ただ健全な調整と思っていたものが、次第に実体経済をむしばんでいくことも少なくない
昨年後半の業況改善が行き過ぎだったと言うことは過度な楽観論を前提に生産計画を立てていた企業が少なからずいたことを意味する
景気指標の落ち込みがさらに長期化すればそれを見て生産計画を修正する企業も徐々に増えてくる