これはお公家さんが牛車に乗って街を闊歩していた時代愛する男の来訪を待ちわびる女が男の乗る牛車を自分の家の前に停めるために家の前に塩を置いたのが始まりだと云われます
牛は置かれた塩をなめるために歩みを止めてしまうので仕方なくか女の情愛の深さに打たれてか男は女を訪ねるという訳です
現代の客商売では愛する男の代わりに通行人が店に入ることを願って縁起を担いでいます
牛は塩好きで農作業で牛の労力を必要としていた頃は塩をなめさせていました