【自己正当化・他者非難(他者否定)のメリット”には以下のようなものがある】

■自分の側に『正義・公正・権限』があると思い込むことで、相手に対する影響力・正しさを実感することができる。

■相手を『悪・不正・バカ・格下』のように見下すことで、空想的な優越感や万能感に浸ることができる。

■自分自身の責任・問題点について自覚しなくても良くなる。

■相手を非難・罵倒して無理矢理にでも変えようとすることで、自分は今の自分のままでも良くなり変わらなくても良くなる(良くも悪くも自分を変えなくて良い気楽さや手抜きがある)。

■激しい怒り・興奮によって、罪悪感や侮辱感を忘れることができる。

■自分を『被害者』の位置づけに置くことで、自己憐憫に浸ったり他者の心配(同情)も得やすくなる。

■自分を不快にさせたり傷つけた相手に対して『報復・復讐』することができ、一時的に気分が晴れる。