演奏会の感想を少し。

トラが9人も入ってた。
パーカッションは5人中3人が、トランペットにいたっては3人全員トラだった。
2団体合同なのに人が足らないとは、、、
演奏は全曲通してまずまずの出来じゃなかろうかと思う。
曲によっては縦のズレが気になる所があったが、よくまとめた方だと思う。
ただ弱奏部はアレ?と思う箇所が何箇所かあったのと、強奏部の金管の音の割れが若干気になった。

それぞれの団の指揮者が曲ごとに交代して振っていたが、指揮者が代わるとサウンドもガラッと変わるのが興味深かった。

1部のフラッシングウインズはオープニングに相応しく華やかな仕上がりで気持ち良く聴けた。(指揮はさ吹の指揮者)
詩的間奏曲は対象的に繊細な仕上がり。(指揮はSSWの指揮者)
リードの第一組曲は1部メインだけあってさすがに良く練習されてるのが分かる演奏だった。
ただ、欲を言えば木管がもう少し厚いとさらに良かったと思う。
風紋は全体的にまとまりに欠けた感じを受けた。木管と金管で別々の事をやってるような、、、

2部は木管の主旋律が金管に埋もれる事がしばしばあった。
スパイ大作戦のテーマはテンポの揺れが若干気になったが、これも良く練習されてるのを感じられる演奏だった。
美女と野獣メドレーはもう少しダイナミクスをつけるとさらに良かったと思う。