極めて個人的なエルカミーノレアル評。

まずは佼成のを三つ。
リード指揮の自作自演のがひとまず安牌。演奏時間10分12秒。

フェネル指揮のはけっこうまとまった好演。個人的には中間部はこれが一番好きかも。マゼールかお前はっていうルバートが炸裂。ただ打楽器のノリノリさや爆発っぷりは期待しない方がいい。演奏時間10分15秒。

汐澤安彦指揮のはとにかく中間部聴いてみて。どう思うかはあなた次第。演奏時間8分43秒。


爆演だとなんといっても渡邉一正指揮東京フィルハーモニーウインドオーケストラ。荒々しいしがそれも味の内。そして何よりライナーの渡邉さんの文章は必読。演奏時間10分2秒。

金聖響指揮シエナウインドオーケストラのは無難としか言いようのない演奏。キズの無さを求めるのであればこれでいいか。コンクールで金賞とってそうなつまらん演奏だな。演奏時間10分2秒。

フランス憲兵隊のはキレがイマイチでちと輪郭がぼやけてる印象。中間部のマリンバがやたらよく聞こえる珍しい録音。マリンバ担当の人は聴いとけ。演奏時間10分3秒。

HEERESMUSKKORPS(ライナーがドイツ語で読めん)のはテンポがゆっくり目で、速さを求めてる向きは満足できないかも。でもその分丁寧な演奏。演奏時間10分43秒。


土気シビックのは聴く価値なし。


以上。