デカい(と思ってる)音が吹ければインパクトが…
なんて言ってるからダメなんじゃないか?
銅賞や限りなく銅賞に近い銀賞の所って、そもそもパートレッスンは入ってないことが多いよね。

息を入れれば大きな音が出る(気がしてる)かもしれないが、それはただ煩いだけであって聴けたもんじゃないし実際にはそんなに鳴ってない。
別府青山が銅賞即決なのはまず楽器らしい音を出せない(知らない)からだろうね。

レッスンを受けたことがなければffと書いていればただ大きく吹くために息をがむしゃらに入れようとする。
楽器を吹く以上、音色というものに気を遣わないといけないし、気を遣っているつもりだろうけど、こればかりは実際に習わないと難しいよ。見本が無いんだもん。

別に高度な話ではなく、本当は基礎的なことだけどね。

大分高校がどうして(県内では)上手く聞こえるか考えてみなよ。
強弱の幅が…とか、縦が横が…なんてのはどこの学校も練習してるでしょ。
でも圧倒的に(県内では)音色が良いから自然と響きが澄むよね。
ベーベーしたラッパやキィキィいわせたクラ、ただ叩いているだけの打楽器もいない。
フルートは音が小さい楽器だから聞こえない…んじゃなくて、周りが澄んだ響きなら十分聞こえるはずなんだよ。
(オケでは2〜3人でもしっかり聞こえるからね)

大分高校の音が抜群に良い訳ではないけど、大分県はいい響きのする団が無いのが九州で太刀打ち出来ない原因だと思う。
銅賞の学校も音色が少しでもまともになればだいぶ変わると思うけどなぁ。

偉そうに語ってしまったけど、これが大分県の演奏を聴いた率直な感想です。
大分県の更なる飛躍を期待します。


あ、あとさ、大分県ってほとんど佼成やシエナ(ていうかプロ)を呼ばないよね。
他県には毎年のように来てるよ。吹連がやる気ないんだろうね。かわいそうに。
情報も少ないだろうし、いつまで陸の孤島状態を続けるんだろう。