沖縄県教育委員会は22日、自身が顧問を務める部活動の女子部員へのセクハラ行為で
県内高校の男性実習助手(40)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

県立高校の吹奏楽部で楽器調整のための県費が不正に会計処理されていた問題では、
同部顧問だった教育庁の男性指導主事(45)と、本島北部高校の男性教諭(35)を戒告処分とした。

県教委によると、2011〜15年度に同部顧問を担当していた男性主事は99万7462円(5件)の架空の支出を行い、
楽器などを納品させた。15〜17年度の同部顧問だった男性教諭も同様に39万1172円(2件)の架空の支出を行った。

平敷昭人教育長は「セクハラ被害に遭われた生徒のケアに万全を期していく。
また適正な会計処理がなされるよう指導の徹底を図っていく」とコメントした。