【他教科は】音楽科以外の吹奏楽顧問【くるな】
音楽科以外の吹奏楽部顧問でも、コンクールなどで結果を出している指導者は数多い。
音楽科の教員としては、声楽、ピアノ、その他の楽器など、専門の違いもあるのだろうが、そういうのはやはりむかつくのだろうか。
自分の指導力をもっと磨けばいいだけだと思うのだが。
音楽科教員の本音を聞かせて欲しい。 指導者の力が付いたからと言って生徒へ還元されるとは限らないぜ。
ハッキリ言って生徒の演奏技術のレベルが低くても、何度も何度も縦を揃える、ピッチをそろえる…の
練習をさせれば、あとは指揮者の役割によるところである程度の賞は取れてしまう。
でもコンクールの曲はできるけど、初見の楽譜を演奏できない、歌えない、
他の曲になれば全くもって下手っぴ、一からやり直しというのはよくある。
これは専ら生徒の演奏技術や音楽の感覚が上達していないということ。
コンクールでの演奏だけ上手くてもあまり意味はない。
この辺りは本当にコンクールで賞を取るためだけの練習では、身につかないこと。
そういう訳で、コンクールで賞を取れるような指導者の力量が上がったとしても
生徒への音楽教育の質が上がるとは限らない。
でもしっかりとした音楽教育がされた方が絶対に練習の効率もいいし、
コンクールでも十分役に立つはず。そして何よりも生徒にとって身になる。 ついでに言うとこれは音楽以外の教科の顧問に限った話じゃない。
音楽の顧問だからこそそういうところを怠る人もいる。
「君たちも音楽やってるんだからこのくらい分かるよね」みたいな。