1980年(第28回大会)全日本吹奏楽コンクール・全国大会【高校の部】 25

25.東海大学第一高校

  A/二つの交響的断章(V.ネリベル)

  このあまりにも異常にレヴェルが高いこの年の高校の部を締めくくるのに相応しい大変素晴らしい
  演奏だったと思います。
  
  それと・・ここから先は余談ですし、一部の方には大変不快に感じられる話ですけど・・

  この演奏から22年後に東海第一の指揮者の榊原達氏は、
 「ブラジャーのホックを外して楽器を吹け」と言って下着の中に手を入れるなど、
  生徒に対するセクハラ&猥褻パワハラ等で
  逮捕され、既に裁判で有罪は確定しているのですけど
  記録によると・・・
  既にこの時代前後から、こうした行為は散見されていたそうですね・・・
  大変悲しい事です・・・
  吹奏楽指導者としては大変有能で実績もあるし、
  1990年代後半よりメキメキと頭角を現してきて、全国でも何度も金賞を受賞し、
  学校名も第一から翔洋と校名が変り、音楽科も新設され、その学科の首席指導者に就任し
  「さて・・これから!!」という登り調子の頃の事件でしたので
  「何て言う愚かな・・」という事では済みそうもないですよね・・・
  結局・・・
  こういうスクールバンドの指導者は、実績&結果がある程度付いてくると、周囲も「先生、先生・・」と
  おだててしまうので、
  指導者本人も・・・本来の指導者たる本分をすっかり見失ってしまったという事なのでしょう・・・
  本人も多分・・・今現在も「吹奏楽」には相当の未練はあるはずです。
  だけど「返り咲き」が許されるほど日本の社会は甘くはない・・・