埼玉新聞 5/9(火) 22:32配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00010006-saitama-l11

埼玉県川口市立中学3年の女子生徒(14)が歩道橋から飛び降りて死亡した問題で、生徒が通っていた
中学の男性校長(55)が9日、埼玉新聞の取材に応じ、女子生徒が死亡の2日前に部活のことで顧問に
相談していたことを明らかにした。女子生徒は「続ける」と決意した2日後の5日朝、部活の練習に向かう途中に死亡した。

校長は女子生徒について「部活の中で人間関係のトラブルを抱えていたことは把握していたが、
いじめとは認知していなかった」と述べ、「生徒の保護者に連日面会した結果、いじめがあったのか
どうかを視野に入れた客観的な調査が必要と判断し、市教委に伝えた」と語った。

校長によると、女子生徒は吹奏楽部の人間関係でトラブルを抱えていた。しばしば衝突があり、
顧問教諭が話を聞いて和解を指導。その都度解決を図り、校長にも報告があった。
このトラブルを学校として、いじめとは認識していなかった。