>>946
これがねえ、(建前上は)関わっていないのでした。
教員評価は各教員の自己評価を参考に管理職がします。自己評価の項目は本県では「教科指導」
「教科外指導」「校務処理」の3項目で、部活動は自己評価するとしたら「教科外指導」です。
おまけに、教科外指導には担任としての指導も該当し、そちらの方が優先されますので、ざっくり
言って評価に占める部活動の割合は6分の1以下です。

しかし、現実には部活動人事はありますし、それぞれの部活動は種目ごとに組織をなしており、
組織にはトップと組織統制、上下関係、幹部へのリスペクトなどがあり得ますので、「ポストを
築いている」ように見える先生は存在するでしょうね。県の幹部となると、実務量もかなり発生
しますから、学校内でさまざまな配慮が必要になる場合もありますし。

部活動については、「学校側」、つまり一般教員ではなく、校長・教頭・事務長の三役は、
@基本的には生徒の自主的活動を教員がサポートするのが部活動である
Aと言いながら学校管理下なので、事故やケガのないように細心の注意を払え
B優先順位としては担任と授業と校務処理が最優先、部活動はその次である
C公式には部活動を理由とした人事は難しい
Dしかし現実には部活動が活躍すると学校のネームバリューにつながるので頑張ってほしい
Eだけど部活動の手当の財源は限られているので1日2400円だし、部活動の担当希望は叶うとは限らない
概ねこんなスタンスでわれわれと接してきます。
これはご都合主義であり、職場としての学校のブラック化の原因です。私は部活動は好きでやっていますが、
純粋に待遇を見たらやはり腹立たしいです。その腹立たしさを前面に出してもいいことはないので、そこは
考えないようにして部活に向かっています。部活動が熱心に見える先生ほど、熱心にやりたい時の制約の
大きさに立腹しながらやっています。ポストと言っても、お金の面では何もありません。理解とリスペクトを
得られる、と言うだけのことでしょう。