>>953
技術に走っていたのは事実で、実際その時まで技術に走るって事の意味がわかってなかったんだな。
実際、現在の指導者で生徒に合わせる人と自分に合わせる事を要求する人等様々いるので、
「音楽の本質を追及してるやつにそんな指導はしねぇよ。」と言うのは誤りです。

特殊奏法~のくだりは、まさに私が思う問題で。
コンクールで技術のパフォーマンスが横行しているからで、実際にそれを真似れば良いという風潮が勘違いを生むのだと思います。

ピアニストの例に関しては大半頷けます、全くの専門外なので本当のところどうなのかはわかりません。
フジコ・ヘミングさんはきっと、アクが抜け出してから評価されてきたのが良かったんでしょうね。

今と昔の技術の意味ってのは違って、その時代での技術が高い演奏が表面に出てたんだろうな。
音程が合っていなくても、アンサンブル出来なくてもプロにはなれる理由がわかっていないのが問題。

>>956
音楽性ってのは今自分が思うに、奏者に関してはどれだけ変化をつけられ、音色がプロに認められているかだと思う。
曲に関しては、どれだけ応用に長けているか、認められているか、時代に即しているか、個性的であるか、かな?

その他質問について、ヴィブラートがたくさんかかればokというのは誤りで、
どれだけ波形のヴァリエーションを持っているか、音程が変わっているように聞こえないかが大切です。

自由におおらかというのはある種正解で、音楽の本質の一つに自由に向かって行くというのがありますが、
その自由をfreedomでなくliberalにしていく事が重要なんです。