261です
Nisshinの高評価は誰しもが納得のいくところ。あらゆる減点要素を潰し、高い技術と統一された感性が完璧なサウンドを形成。正しいコンクールの勝ち方を突き詰めた、その完成度に脱帽の一言。
対して東海市がそれ以上に評価されたことが今年の審査の面白い点。
Nisshinと真逆のいい意味で非コンクール的な演奏で良くも悪くもナマ物感満載。減点しようと思えばいくらでもできそう演奏だが、それらを軽く上回る音楽的積極性が認められたケース。
審査員が違えば結果も違っただろうが大澤氏と東海市のタッグは現時点で愛知県最強。

この2団体を両極に、Nisshinよりの作りをするのが尾東、サンク、ルロウ、
中間に位置するのが春日井、SLEB、東海市よりに蒲郡、創価中部

ここからが清野氏とNisshinの真価が問われる。この先は学生のコンクールの延長だけでは通用しなくなる。
逆に東海市はこの魅力を保ったままどこまで整理整頓ができるか、白子や浜松に勝つには学生的な要素が必要。
特に打楽器の不安定さ、高音楽器のピッチは気になるところ。
残りの代表団体の中では蒲郡と尾東がいい線いくように感じた。ルロウや春日井は指揮者が曲の良さを出そうとしないと印象に残らず埋もれてしまいそう。