>>679 についてとりあえず、原因は究明できた。三つある。
少なくとも精霊とか虫の仕業ではないのでキンチョールとか絶対に吹かないように。

まずは現象を羅列。これらのどれかで鳴る。
a. ピストンに油が潤滑していないところに空気か水が入っている
a1.ピストンの中の管とケーシングの管との境目の加工精度
b. ピストンが回らないようにしてあるノッチが伝うケーシング内のガイドとノッチのサイズの差

a. については人によっては擦れ具合がどうのとか言われてやってはいけないと言われている人かいるかも知れないが、
油を差してケーシングの中でピストンをぐるぐる回して、とにかく油を潤滑させるのがいい。
30年位前だったかテューバを吹き始めて最初に言われたのが嘘だと認識できた。機械として考えれば当たり前だ。

b. はついでにやはり同じように音が鳴っていたので整備したベッソンソブリンB♭の状態から推測。
ピストンには回らないようにノッチが付いているが、これとケーシングの間に空気か水を含むと非常にいい音を発生する。
ノッチとケーシングのサイズ差はどうしようもないので、その間に油を埋めるのが現状でできる対策だと思う。
金管では馴染みはないと思うがバルブオイルと馴染むスライドグリスでなく馴染みにくいコルクグリスをケーシングの溝に埋めるのは今のところ効果がある模様。
責任は持たない。真似してダメなら古い油を除去すべく風呂に入れる前に灯油なりで掃除すればいい。

a1. については >>470 のピストンの削れ具合から見てあり得るかもしれないという推測。
b. のように僅かなところで鳴るのであればヤマハの言う「ハンドラッピング」をしていないので鳴るのはあり得るかと。
慣れた頃にはアリシンとかビンテージでもダメな位ギャップは出るかもしれないけど、ま、それはその時で。
別に早い指はいらないので突っかかる位ならスライドグリスも併せて塗ってしまえばいいんじゃないかと思ってる。

このスレならこれ位は誰かすぐ返答くれると思ったんだが、結局自分で強引な結論を出してしまったので残念。
でも、いろいろ知らない話題を読ませてもらっているのでまた何か困った時にはお知恵を拝借したい。