100の練習より1の本番 っていうじゃん。
単純に最低限の礼儀がないと経験値積める場数で損するんだよ。

人格と作品の評価は必ずしもイコールではないけれど、演奏を生業とする場合、最低限の礼儀は仕事のしやすさ、声のかけやすさ、舐められるかいなかに関わる。

挨拶の意味が身に沁みてわからない中高生にも、とりあえず挨拶から始めさせるのは、痛い目見てからリカバリーする時間を無駄に取らせないための愛情だと思うよ。

もっとも、先輩が通り過ぎるまで最敬礼で廊下の端に立ってろ!みたいのは、礼儀とは違うものだから役に立たないと思う。

上野さんは、若手トッププレイヤーじゃなくて、最早日本フルート界のトップの一員で、十代の頃からピンで注目されて仕事があった。

当然、一部の部活にあるような宗教じみた過度な先輩後輩「礼儀もどき」は通過してきてない。

うっつーと上野さんの「礼儀、挨拶」の認識に齟齬があるとしたらそういうところだろうと思うよ。そういうこと考えないで
「礼儀挨拶は音楽に関係ない、この指導は間違え、先生も間違えるのです!」
なんて言っちゃうあたりが

「当日朝連絡したのでドタキャンじゃないです!」って主張する人間らしい「礼儀作法」に対する認識で笑えます。

だからうっつー「先生」は人間関係円滑で、信頼熱くて「仕事がたくさん」で「忙しくて」「体調崩しちゃう」んだねー。