>>801
SPADA-BACHは、より太く独特の艶を伴う音色で、充分な遠達性を確保している。耳を突くような、鋭い音色での遠達性は、苦手ではあると思う。

バルブケーシングのみのアッセンブリーであっても、BachのシリアルのNo.は刻印されてくる。
SPADAではケーシングに関しては、鞘管のハンダづけは、やり直されており、顕著なのは2番抜き差し管の取り付け角度

大体年間に1ロットで10本程度の入荷。
購入時に、その時入荷した9本と通常のバックの金メッキ3本(37ベル1本、37Gベル1本、43ベル1本)の計12本を先生立ち会いのもと試奏して購入した。
当時SPADA-BACHの定価は、金メッキで60万円(ボアやベルの種類にかかわらず)、通常のBachが、金メッキは時価で野中貿易の内部資料で52万円(37Gと43ベルはプラスオプション価格)

試奏すると完成度(組み立て精度)は歴然とした差。ピストンタッチは、完全に別物。
音色も特徴的な独特の艶が気に入れば、歴然とした差。

でも今の価格差では、ちょっと考えるな。ホントいいタイミングで購入できた。