かつて旋盤がある工場設備がなければマッピ試作実験なんてできなかったが、
3Dプリンターのおかげで形状に関しては誰でも可能なものになりつつあるな。
口径、リムエッジ、えぐり、深さ、カップ形状、スロート、バックボアの開き、外部形状・・・
Bachが色々実験した結果、今の形状、特にバックボアの開きには訳がある。
10番、87番、24番、7番、117番等あるが「117番」とかついてるぐらいだから少なくとも100種類以上実験して、今のが残ったのさ。

3Dプリンターで不可能と言えば、金属の材質変化や、ハンマリングによる音色変化、外部形状と重さの重心、熱処理などかな。
Jun'sはその辺が良く出来ている。

外部形状の違いによる良い例としては、ヤマハ14B4のノーマルとカスタムは、内部形状は同じだが、とあるメーカーの楽器にさすと、重心バランスが違うのか音程がまるで違う。