実は今まで、割と本気で分かってなかったのが、
いわゆる編曲、そしてカットや少人数を補う改変には怒らないのに、
必要性がないように見える改変にだけ腹を立てる人の感覚。
必要性なんて聴く側には関係なくて、原曲どおりでないのは変わりないじゃないか、って。

なるほど。
「そこ変えんでも出来ますやん!」
が決定的に重要だったんですね。
今さらすぎて我ながらひどい。

おそらく、変えた事でより自然に聞こえる改変の多くは気付かれておらず、
ゆえに直接批判の対象にはなってない。
なるのは、改悪と感じる人が少なくないような、目立つ改変だ。
一つの部門でそんな改悪を行う団体がいくつもあれば、どうなってんだコレ? と感じる作曲家がいてもおかしくないし、
「変えなくても演奏出来るでしょ」を前提に批判してる以上、別に営業妨害にもなりませんよね。