共産党政権が推進した簡体字政策に対し、台湾や香港では「正体字」と呼ぶ旧字体を使い続けてきた。
台湾では正体字を世界文化遺産に申請する動きも出ており、実現すれば“本家”中国は台湾にお株を奪われることになる。
潘委員は「繁体字復活は両岸(中台)統一にも有利」と政治的な理由も挙げた。繁体字復活とは別に、行きすぎた簡略化を修正する見直し論もある。
(2009.4.20 09:26 産経新聞)