>>325
フィルムタウンの感想書き込み無いね。
俺もやっとビデオでノンストップで一人きりで見たんだが、正直つまらなかった。
コメディパートを土村芳の一人芝居に頼りすぎている。(土村芳が結構頑張っていて好感持てた)
光石研は安定の好演技。
ストーリーは抑揚なく無理矢理感満載。カメラがふらついて、画が単調。
木根間監督がラストシーンのアイディアを閃くに至る場面がダメすぎる。
なんで主人公の酔っ払いが単に足がもつれてふらついて「良い雰囲気」みたいに周りが拍手してるんだ?
だったら主人公と監督が信頼関係で、誰の目から見ても恋人同士のように見えた方が、周りが拍手し易いだろう。
とにかく無理矢理すぎる。

あと、エキストラ1000人の格好が「いかにも長時間撮影用に完全防備して来ました」という厚着でおかしい!
つば広の帽子、首にはがっちりスカーフ、長袖、長ズボンにリュックサック
みんな判で押したかのような同じ格好。これからハイキングでもでもするのか?
(撮影日は5月末)
エキストラ集合にあたり、体育館で事前に受付をしていた
だったら帽子やリュックサックは体育館で預かるべきではないか?
おそらく「炎天下の撮影のため日に焼けない格好、荷物は預かれないのでリュックやバッグにまとめてこい」的な通達があったのだろう。
それが画面(えづら)で完全に裏目に出てしまっている。
残念すぎる!
街の中で撮影してるんだから通行人みたいな格好で来いよ(来いよっていうか、現場で着替えさせろよ、ディレクターめ)

鈍い色の靄のかかった北九州市を一望して「空気が美味しい」など良識を疑いたくなるようなセリフがあったのも問題。

と言うわけで辛口ですが、45点