百科事典マイペディアの解説

廃仏毀釈【はいぶつきしゃく】
明治初年,維新政府の神道国教化政策に基づいて起こった仏教排斥,寺院・仏像・仏具破壊運動。
1868年旧3月,太政官布告による神仏判然令によって神仏分離が急激に実施されると,
平田派国学者の神官らが中心となって,各地で神社と習合していた寺院の仏堂,仏像,仏具などの
破壊・撤去運動を起こし,隠岐のごときは全島の仏寺を破毀して1寺も残さなかった。