美の壺 2017年11月17日
江戸はなんといってもかつお節なんです。
それをたっぷり入れてから、濃い口しょうゆ。醤油を使う事自体がご馳走。
そこにみりんが入るとよりご馳走。更に砂糖が加わるとよりよりよりごちそう。
甘いが旨いと甘辛に仕上げた。
以上、江戸時代に詳しいお爺さんのコメント
江戸や関東は、客や人々、食べる人が美味しいもの、高い食材、貴重な味を求め。人々が味を作りあげ。店はそれに従った。

江戸は、ダシにかつおだし。多めの濃い口醤油。みりん、酒。多めの砂糖で甘しょっぱい料理。
    当時、醤油、みりん、砂糖は高価だった。多くの店ではケチではない事を客に見せる為、醤油、砂糖を多く使った。

文鳥師匠はどっちかと言うと、江戸好みの舌で大の甘党だったが、
師匠は関西なので公然と甘いものが好き。江戸、東京の味のが好き。と言えない空気が常にあった。
そして文鳥師匠は甘い=辛いに変えた。  
てんは文鳥師匠の心内を理解し、文鳥仕様の甘いカレーうどんを作った。