坂元さんのZOO好き趣味は色んな作品に出てくるけど、最近の視点はまさに
「人間どうぶつえん」
なんだよね。俯瞰で見おろす(不遜な意味でなく)神の眼というか、生きている人間たちが一喜一憂・右往左往する姿を「愛すべき滑稽さ」として見つめている。またもう一つのテーマであるのが
「それでも、生きてゆく」Life goes on anyway
どんなに事件や悲劇が起こっても、やっぱり眼前の日々は坦々と続くので、歩き続けるのが人間としての「業」。
確かに実際の人生には起承転結やエンドマークなんて無いよね。
だから、浅く観ると「曖昧で白黒付けない」結末という謗りも出るんだろうね。