第44回ギャラクシー賞

NHKハイビジョン特集
「取り残された民衆〜元関東軍兵士と開拓団家族の証言」 (日本放送協会 NHKエンタープライズ テムジン)
2006―8−9放送


1945年8月9日、満州にいた日本人たちは、突然のソ連軍侵攻によって大混乱に陥った。
関東軍の主力部隊は既定の作戦方針に従ってソ連軍の侵攻以前に満州の南部に撤退し、
主要な鉄道は軍とその家族に占有され、居留民は無防備のまま敵前に取り残された。

民間人は何の情報も得られないまま、自力で避難を始めるが、進撃してきたソ連軍の標的に
され幾多の悲劇を生んだ。犠牲者は17万6千人にのぼった。国民を守るべき軍隊はなぜ事前に
撤退したのか。そのために民衆は何を思いながら満州の山野をさまよったのか。 
 
番組では、元兵士と民間人の証言、残された資料と映像をもとに、ソ連軍侵攻以前から軍が
どのように行動したのか。民間人がどのような過程をたどったのかを丹念にトレースし、
悲劇の記憶を掘り起こして記録する。



KAZUKO @PeriKazuko

敗戦で関東軍はさっさと逃げだし、後に残された民間人や開拓団の人たちは置き去りにされたのです。
2006年8月に放映された「NHK,HV特集 取り残された民衆」
元関東軍兵士と開拓団家族の証言。〜見るのがとてもつらいです。
「満州は私の作品だ」などと言っていた元A級戦犯だった人の子孫が総理です。
6:46 - 2017年12月29日