もやもやの最大の理由が、兄の死だな。

三枝の兄貴は、みんなから疎んじられてた女の子にわざわざ勉強を教えてあげていたとってもイイやつ。

それなのに、集団強姦の汚名をきせられて逮捕。
→他の男たちの口裏合わせはともかくも、勉強を教えられていた女の子まで、虚偽証言。
完全に裏切られたのに、女の子には気にするな、と情けの言葉。
→汚名をきせられたまま、殺された上、自殺させられたことにされてしまう。
→被害者の女の子は、「自殺なんてする人じゃありません」などと言って、
自分の虚偽証言のせいで、酷いことになってしまったのに、一切、反省なし。

あの兄貴が気の毒すぎる。

韓国って、善人にああいう残酷すぎる仕打ちのドラマが好きなんだね。

あきらめなければ過去はかえられます、みたいなことを連呼してたくせに
あの兄貴は、悲惨なままで、何一つ、いい風にならなかったじゃん。

せめて、兄貴は、殺されかかったけど、ぎりぎりのところで助かって
でも、後遺症で、寝たきりで意識戻らず。
18年間、汚名はきせられていたけど、三枝達のがんばりで、事件が解明されて
兄の無罪が証明される。
そして、寝たきりの兄に報告すると、兄の目から涙がすーっとこぼれ、
「あ、兄貴の意識が戻った…?」
という希望を持たせる終わり方にしてほしかった。

とにかく、あの兄貴がかわいそうすぎる。