長澤まさみと吉高由里子の連ドラに明暗が分かれ、勝敗を決めたのは最終回での二桁
フィニッシュだった。月9のコンフィデンスマンJPは最終回前に9.5%を出したが、育っていない
裏番組の兼ね合いで前回よりも0.3ポイント下降の9.2%を出しており、平均視聴率は8.88%。
前クールが歴代ワースト1位なのでこれでも歴代ワースト7位。やはり第2話の7.7%が痛すぎたし、
TBSは月曜が弱く、目覚めが遅いのでフジTVからすれば、月曜〜木曜は4月から23:07まで延長
したTBSに勝てるのは月曜のみ。火曜〜日曜は序盤で圧倒され、完全に負けている。
坂口健太郎主演のシグナルも出入りが激しく、あわやブービーかと思われたが、最終回で1.9ポイント
爆上げとなり、月9と同率の9.2%を出したが、第6話の5.7%が響き、平均視聴率が7.79%で歴代ワース
ト5位となった。やはり裏番組のマツコの知らない世界が大コケしない限り、当分の間、勝てないだろう。
正義のセは前クールが広瀬すず主演のanoneが前代未聞の歴代ワースト記録を叩き出しており、
赤っ恥をこいた水10のレッテルが貼られ、広瀬姉妹の兄の逮捕劇が尾を引き、これが平均二桁視聴率
を逃す原因となり、わずか2週間でのスタートにはハンデがきつすぎたし、裏番組も急成長してきており、
大苦戦が続いていたが、最終回で全話最低の8.9%から1.1ポイント上昇の10.0%で有終のみで飾った。
平均視聴率は9.75%で辛うじて歴代ワースト10は免れたようだ(歴代ワースト18位)。
W杯開催の関係で連ドラは最終回ラッシュとなり、テレ朝&フジTVは今日で全てが終了し、TBS&日テレは
1話または2話残しており、W杯裏での最終回大幅アップは臨めないし、全てがパーフェクトじゃないと堀北真希みたいに
最終回で最低視聴率を招くぞ。