オリジナリティーにこだわってきたフジテレビが、ついに、その信念を放棄した。
何をやっても当たらない「月9枠」で、アメリカの人気ドラマ『SUITS/スーツ』をリメークして放送するという。

気になるリメークするための権利金だが…。
 「DVDなどの二次、三次使用料も含め計10話で2億円ものお金を払ってドラマ化するんです。
これは、テレビ界にとっては信じられないこと。こんなお金があるなら、企画開発とか、若手を育成するとか、
使い道がいくらでもあったはず。もはやフジは自局の局員さえ信用していないんですかね?」(ドラマ制作会社スタッフ)
 事実、4月期に放送されたドラマ『シグナル長期未解決事件捜査班』(関テレ&フジ)も
お隣の韓国で大ヒットしたドラマのリメーク。映像化にあたっては計5000万円近い金額が支払われたという。

 肝心の日本版『スーツ』だが…。エリート弁護士役には織田裕二(50)。
タッグを組む青年役には『Hey!Say!JUMP』の中島裕翔(24)。他に鈴木保奈美(51)など、豪華俳優陣が出演するという。
 「フジテレビはよほどの太っ腹のようです。織田のギャラは1本当たり300万円〜、中島が60万円〜、鈴木が180万円〜。
もはや、どこの局からもお呼びが掛らない織田を、あえてキャスティングするフジの英断に拍手を送りたい。
おそらくフジは、コアターゲット(13歳〜49歳)を捨て50代以上のシニア層に絞り込んだのでしょうね」(テレビ関係者)
https://npn.co.jp/article/detail/07982567/