裕子23歳 鈴愛23歳 1995年 

裕子 洋服貸してあげるからさ〜鈴愛も合コンした方がいいよ  
鈴愛  何しゃべっていいのかわからん。
裕子 ニコニコしてれば良いのよ。
鈴愛  ・・・。
裕子  鈴愛も若くて売れるうちに男みつけた方がいいんじゃない?
鈴愛  それ面白いの

23歳 裕子   「・・・・女は腐るよ・・・・。」(したり顔 微笑)

 鈴愛に漫画後の説明と彼氏の金持ち自慢(和菓子屋お金持ち)する裕子 良い男見つけて青山住む他

裕子 悪い? 洋二さんにお金出してくれるの悪い? (開き直った感じで)
   出してくれるっていうの。
鈴愛 ・・・裕子。
裕子 鈴愛がその才能で漫画続けるように!
   私はこの美貌と若さと美しさで手に入れたんだよ。洋二さんを!自分の力で!(どーだっ。って感じで)
   そうでしょ?悪い?
鈴愛 ずっと裕子を見続ける。 (五秒後 裕子視線を鈴愛からそらす)
   ・・・。結婚するの?(裕子うなづく)漫画はどうするの?
裕子 こんな仕事もうやってられない。服買っても私たちが外に出られるのは月に1度か2度。
   後は漫画書くだけ。1日にしゃべる人は宅配屋のお兄さんだけ。
   スケジュール帳は真っ白(目に涙貯めて)
鈴愛 私は真っ白がいい。書ける。
裕子 「鈴愛・・・・それはオタクと一緒だ!引きこもりだ!結婚も出来ないし子供も産めない!!漫画を描く機械だ!!!・・・」