ラジオでこうのさんが
「結婚してその人とだんだん生活していく上でお互い掛け替えのない存在になっていく、そういう過程を描きたかった」
「縁があって付き合ってそこで愛情が芽生えたら、私にはこの人しかいないと思うところに、そこに気づく事に感動がある」
「最初から自分にはこの人しかいないみたいに思い詰めることはない」
と話している

ここ、大事な点なんだよね
徐々に二人の関係が深まって行き最後にようやく夫婦らしくなる、その過程が作品の本質の一つだったはず
でもドラマでは最初の方でお互いが運命の人だと確信してしまい、その後の関係の熟成過程が曖昧になってしまった
作品全体を通した起承転結として描かれるべき人間関係の変化が感じられなかった
ある意味そこがこのドラマの一番の欠点とも言える