>>165
私はあなたの言うことはもっともだと思う。少なくとも視聴率に関しては。

視聴率より内容を目的に作った戦争ドラマなんだから、同じ枠の標準的な作品の平均に並んだだけでも健闘だろう。
映画版は地味な戦争アニメなのに 並の娯楽作品以上にヒットしたが、これは一種の奇跡であって 再現性のある話ではない。
映画版プロデューサー真木太郎氏が、勝算なんてなかったし なんでヒットしたか自分にはわからんと言っているのは実に正直な話だ。
だからドラマが映画並みにヒットしなかったことを批判するのは、言いがかりに近いと私は思う。

このドラマの問題は視聴率ではない。
おそらくTBSの目標は「ドラマのTBS」というブランドイメージを視聴者に再認識させることだったはずだ。それは果たして達成されただろうか?

例えば、同じ原作の映画の動きから、今回のドラマで期待されていたこととして
数は少なくても熱心な視聴者がドラマのファングループを形成しただろうか?
文化人や芸能人に、今回のドラマを手弁当で応援する人は出ただろうか?
そして原作版、映画版のファン層に、ドラマの新しいファンが合流して化学反応を起こしただろうか?

私の主観では答えはいずれもNOだ。