>>113
妻夫木によると山田洋次監督は、例えばビールを飲むシーンで普通の監督なら前のカットで飲んだ所でカットなら、次のカットはまた飲み始めるところからのりしろ的に始めるんだけど
山田洋次監督はのりしろ芝居を認めず、前のカット尻の直後から始めさせるらしいね
完全にフィルム節約のやり方だね、山田洋次監督は今でもフィルムでしか撮らないんじゃないかな

岩井俊二とか原田眞人とかはハリウッド方式だね、複数台カメラで全方位じゃんじゃかフィルムを回すやり方、最近はデジタル撮影も多いが
岩井俊二は全方位から手持ちで動き回っても撮影出来るように、照明監督は照明を全部天井に吊り下げたりも過去してたらしいよ
普通は一方向からしか撮らないから映らない方に照明を立てたりするんだが

とにかく映画の世界では黒澤明とか監督が絶対的権力者の時代が長かったから役者が難色示して通るとかよっぽどのベテラン俳優以外難しい時代も多かったんじゃないの?
撮り方も何度もリテイク出す監督から基本1テイクしか撮らない北野武みたいなのとか、怒鳴り散らす監督とか絶対に現場で他スタッフ含めて誰も声を荒げない是枝監督の組とか様々

ただ最近はTVディレクターや他分野の監督も多いから、その点監督の権力は弱まってるみたいだけどね