リアリティを追求し過ぎると、なぜ家政婦を雇わない?みたいになっちゃうけど、このドラマが面白かった一因は、出演者の数を絞り込んだことだと思う。
アルツハイマー患者も結局は尚以外は公平だけだし、主治医は侑市のままだし、担当編集者はずっと水野。北澤家に余計な親戚はいない。
公平は、最終回で進行した患者の残酷な現実を真司に見せる、という意味はあったんだろうけど、それでも6-8話は長かった。
でも、ひどい姿は公平だけにして、尚については視聴者それぞれに脳内補完を委ねた、ということかと、女優の醜い姿を長く見せる意味はあまりないから。