>>112
ドラマの脚本は首尾一貫せずキャラ設定も違うので真面目に論じるつもりはないが
少なくとも原作においてはそういう設定だよ
親分さんが>>101で書いたような割に合わない役回りを背負ってくれた裏には
みよ吉のことをずっと気にかけていた友人であるお栄さんという存在がある
はっきりとは描かれていないが、八雲が親分という頼りになる知己を得たのは
愛人関係にあった彼女を通してのことだったのは想像に難くないからね
料亭の女将とヤクザの親分という鉄壁の秘密保持チームの応援を得たことで
小夏の初恋はようやく成就した
もし与太郎が現れなければ、きっと義理の親子という表向きの関係のまま
最後まで八雲に添い遂げようと考えていたんだろう
その意味で与太郎は、八雲と心中するはずだった落語と小夏の両方にとっての
救世主だったと言えるのかもしれない