それよね
「買うほどではないが地味に面白い」「傑作ではないが、良作」

立志伝中の人物のサクセスストーリーが多い朝ドラの中で、
「ひよっこ」は高度成長期の名も無き人々の群像劇
セレブらしいセレブや生まれついての天才なんか、
島谷や世津子を含めても1人も見当たらないし
それぞれが過去の悲哀や将来への懊悩を内に秘めてる
でも皆が自分の人生を、無理なく等身大に歩んでいく
そういうとこが実にしみじみと暖かい

人々の価値観が当時のそれよりやや現代的なのは
現代の朝ドラとしてはある意味仕方のない事だとは思う
そこは目を瞑って欲しいね