むかしむかし、HTBはモザイクな夜というローカル局のクセに深夜で帯番組を自社製作していました
モザイクな夜のプロデューサーは後に水曜どうでしょうを立ち上げました
水曜どうでしょうで成功したプロデューサーは鈴井の巣という番組を立ち上げ、ドラマをつくりました
そのプロデューサーが子会社の社長に栄転し、鈴井の巣が終わった後もHTBは深夜に自社製作の番組をつくり続け、ローカル局のクセにドラマもつくり続けました

売上の4分の1を水曜どうでしょうなどのコンテンツビジネスで稼ぎだし、調子に乗ったHTBは制作部を廃止しました
さらには平岸を捨て、本社に大通を移転することを決めました

するとHTBは売上を2割減らし、経営が悪化しました
あわてたHTBは夕方の自社製作番組でリストラを実施し、25年以上続く自社製作の深夜番組の新規製作をやめました

チャンネルはそのまま! は、制作部を廃止され、深夜バラエティーを潰されたスタッフが最後に製作した「HTB50周年記念作品」です

そんなスタッフたちの怒りや悔しさを感じながら見るとこのドラマは感慨深いでしょう