脚本も酷かったけど
軽薄でフワついてるというか画に締まりがなくて終始ヘナヘナしてたな
前作は予算も潤沢なうえ主役級名脇役揃いで偉観だった
なにより渋勢強めの男達による男臭い社会の中で
女をどこか誇りに思いつつ強くあらねばと振舞う一方で情緒が安定しない危うげな竹内結子の姫川を葛藤や仲間を丁寧に描いて際立たせていたのが良かった
イバラの中に咲く一輪の薔薇みたいだった
今作の主人公は荒地に転がってる大根
大切な仲間が出来たって言葉にも重みがなかった