NHK連続テレビ小説「半分、青い。」 part156
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【放送】 2018年(平成30年)4月2日(月)から9月29日(土) 《全156回》
【制作】 日本放送協会 東京放送局(AK)
【脚本】 北川悦吏子
【音楽】 菅野祐悟
【主題歌】 星野源「アイデア」
【語り】 風吹ジュン
【主演】 永野芽郁
【演出】 田中健二、土井祥平 ほか
【プロデューサー】 松園武大
【制作統括】 勝田夏子
【時代考証】 天野隆子
【産科考証】 杉本充弘
【岐阜ことば指導】 尾関伸次
【料理指導】 吉岡秀治
【CG制作】 森江康太
【劇中漫画】 くらもちふさこ
【公式サイトHP】
http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
【公式ツイッター】
http://twitter.com/asadora_nhk
【公式インスタグラム】
http://www.instagram.com/nhk_hanbunaoi/
※荒らし、アンチは必ずスルー&NGでお願いいたします。
関わるだけ時間と労力の無駄です。
※前スレ
NHK連続テレビ小説「半分、青い。」 part155
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/tvd/1555246631/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>323
>「楡野ワイマセーン、永眠シマシター」これ大好きw
俺もw
あの頃はアシスタントも居たんだよね 第70回録画視聴
そこにまさかの秋風先生登場! 「先生、ステイ!」ボクテ動揺してるなw
ちゃんとボクテの漫画を読んでいて的確なレクチャーする秋風超カッコイイ。
そして洋二と結婚して漫画を辞めると鈴愛に語るユーコ。
それをまるで違う世界の言葉を聞くように呆然と聞く鈴愛が凄みがあって良いね。
「人を感動させるって人生を超えてる」凄い台詞だ。
ユーコがついていけなくなったのもしょうがない。
ユーコと話す秋風が男前すぎる。「ここからお嫁に行けばいい」
昔の子供みたいな秋風とはまるで別人だね。何度か書いたけど秋風の人間的な成長は見せ場の一つだと思う。 >>324
ごめんなさい、それ71回でした。69回見てるうちにそのシーン見たくなって、
混乱してしまいました。お恥ずかしい。 >>325
そう、秋風は人間的に成長するんだよね
鈴愛と出会った人はみんな成長していくドラマだと思う >>326
そうなんか
録画しないし円盤も買わないから、いつもそちらのレビューで思い出して楽しんでるよ >>327
同意。そこが良いところなのに
キャラがブレてるとか言って叩く人がいたのは呆れた >>325
動物しか愛せなかった秋風先生の成長ぶりが良かったね クソガキっぽい秋風先生もちゃんと大人やってる秋風先生もどっちも大好きだ
いいキャラやわ 今週のなつぞらがティンカーベル編ぽい
鈴愛なら東大卒が相手でも臆せずマシンガントークだろうな、とかw 『半分、青い。』衣装担当が明かす、鈴愛が“ボーダー柄”の理由 「着こなし過ぎない部分も大事」
“着こなし過ぎてしまう”永野芽郁
https://realsound.jp/movie/2018/07/post-227217_3.html
澤谷:ただ……いわゆる“ダサい服”でも、永野さんが着るとそれっぽくなってしまうのが非常に難しい。
ーー確かに、上半身だけのカットだとオシャレに見えます。 第71回録画視聴
冒頭、結婚するユーコを送り出す秋風がオールバックでタモリに見えると当時言われてたな。
引出物の時計に「これで本当にインテリアコーディネーターに・・・」と一人突っ込む鈴愛。
これ何回見ても笑うw
別れのシーンはユーコにとって鈴愛がどれほど特別な存在なのかひしひし伝わってくるね。
そして秋風塾の最後の一人になった鈴愛とキミカ先生の還暦祝い。
久々のブッチャーと菜生がうれしい! 第72回録画視聴
貴美香先生の還暦記念パーティーで帰省する鈴愛、
つくし食堂の苦境を把握せずビールを飲む鈴愛に怒る草太に
5年間鈴愛がどれだけ漫画に熱中していたのかが反映されてる。
そしてすぐに仲直りするのがまたいいねえ・・・からの
シワシワのレダハーw 成人姉弟のつかみ合いwww
変な柄のアッパッパしか着るものがないってのはさすがにちょっと無理があるけど
細かいことは気にしない。
そして夏虫の駅。思わず笛を吹いたあと鏡を見て「ひどい恰好・・・」とつぶやくシーンが好き。
そして律が現れて週またぐとか憎いねえ。 >>337
ボーダー柄が境界性人格障害のメタファーではないかと
話題になってたな 下らないことコイてる奴自身が人格障害だったと言うオチだったな >>327
それな
純粋な馬鹿に常識人を気取って世間の事を分かった気になってる馬鹿や屑が気付かされる成長録も含まれた作品 ってか佐藤健綺麗な
律ってキャラはこの風貌じゃないと成り立たないかも >>350
ヒロインにとって綺麗優しい一途な王子様だけじゃなかったのが良かったよ
脚本家が書いてきた相手役でも珍しいタイプかも。この回はまさに松任谷由実のDESTINYの歌詞の世界だったな 鈴愛のダサい服がアッパッパだったのはカーネーションの再放送をやっていたからだと推察 すずめの子はもうちゃんとやれたかな
すごくやりたそうにしてたけど有名人になっちゃったからねぇ
あのエロさが懐かしいけど今度見るときにはもう普通のパッとしない女になってんだろな >>340
二人の写真入りのお皿で
残念感一杯の引き出物が面白かった
ブッチャーと奈緒はテレビドラマロングバージョン以来久々に登場した記憶がある >>343
この頃のつくし食堂お客が全然いなくて
地方の寂れぶりを表すために途中で閉店するだろうと勝手に推測していた
鈴愛が思いっきり変な格好で律との夏虫駅での5年ぶりの再会に感動した 第73回録画視聴
物議を醸した北川さんの神回宣言だけど、自分は支持するわ。
だって神回でしょこれ。自分で言うなとかいう論議はさておき、神回でしょ。
なんだろう・・・一回見たはずなのに。知ってるはずなのに。
泣けてくる。 草太のカツ丼がヒットして2号店出すかどうかのあたりが一番面白かったな
わかりやすいホームドラマになって役者の息が合ったからだと思うが >>325
>第70回録画視聴
>「人を感動させるって人生を超えてる」凄い台詞だ。
これが105話(8月1日)の
涼ちゃんと離婚する話で効いてくるのがすごいと思った。
この時の鈴愛には、若さ、若さ故の万能感、充実感が溢れていて
この鈴愛を思い出せると、後の
「涼ちゃん死んでくれ」
「…あの時の私だ…
涼ちゃんはあの時の私だ…
みんな自分に返ってくる。
バチが当たったんだ…」
「私たちは歳取ったんだよ!
もう若くないんだよ!
親なんだよ!」
これらの言葉がひとしお心に刺さる >>347
>【明日2018年6月25日(月)の「半分、青い。」】第73回
この回は、内容の濃さには勿論注目だけど
ロケ撮影とセット撮影に着目して見る見方もおもしろかった
コマ切れ順番バラバラ撮影の連続にも
同じテンションや感情を何度でも再現して演じる
さすが俳優はすごい
夏虫駅で再会する鈴愛と律(ロケ)
待合室のベンチに座って語らう(セット)
駅前で待つ菜生とブッチャー(ロケ)
律が缶ジュースをおごる(セット)
菜生とブッチャー(ロケ)
缶ジュースをゴミ箱に投げて遊ぶ(セット)
菜生とブッチャー(ロケ)
ホームに出て陸橋でグリコ・チヨコレイト・パイナップル(ロケ)
風に飛んだ短冊を追って鈴愛が階段でコケる
律が支えながら「結婚しないか?」
つづく
きみか先生還暦、夏虫駅プロポーズ
>3月14日午後9時半頃、ドラマの撮影に臨む永野芽郁(奥右)と
>余貴美子(同左)。
>この日、永野の出演シーンの撮影は計約9時間に及んだ
https://www.hochi.co.jp/photo/20180324/20180324-OHT1I50125-T.jpg
https://hochi.news/articles/20180324-OHT1T50179.html 北川さんの神回アピールは論議を呼んだけど、自分は
「私の拙い脚本をみなさんが神回にしてくれたんやよー!」
だと思うことにした。 第74回録画視聴
神回からいきなり4年飛ぶのかよwww
「そういうんじゃなくなかった」「わたしは律が好きだった」
こんなセリフがあったんだ。
この回は晴さんの秋風への手紙がハイライトだね。
淡々とした晴さんの手紙が秋風の心を打ち抜く、
その場面がとても好きだ。 石橋静河は両親のコネで配役にねじり混まれたのがバレバレだったなぁ
律の奥さんという重要な役がこの平凡な人だったのは
失敗だったと思う
演技も棒読みで酷かったし ハガキ出しただけなのにパン女とか謎のディスられ方してたな
リアルだと玉木宏の嫁の女優がパン焼くの得意だとかで、
これがどう関係してるのかはわからない 裕子:その猛烈に男性と結婚したいと思った女性は周りからじわじわ攻めます。
藤堂:じわじわ攻めます。
裕子:親戚 親御さん 下手すると会社の上司 彼の身近な人間関係を攻略するのです。男性の知らない間に その女はその男性の両親と仲よくなっていたりします。お母さんに手編みの膝掛けをプレゼントしたり。
藤堂:その男性の職場にパンを焼いて持っていったり。
秋風:パン?
裕子:はい かつてトレンディードラマとやらで ここぞという時におでんを持ってきて カンチをリカに会いに行かせない おでん女というのがはやりましたが 今はパン女です。
秋風:パン女!
藤堂:ちょっと パン作り過ぎちゃって…。いや パンを作り過ぎる事はない! >>373
脇役のより子にまで難くせを付ける姿
大変だね
ところで引きこもりのお前の仕事見つかったの? >>365
神回を連発したから
現代劇で15年ぶりの高視聴率
昨年の大みそかの半分青い祭りの一日
橋田賞を受賞
次々と結果が伴った神作だと思う 第75回録画視聴
修羅場だねえ。それにしてもボクテ、ユーコ、鈴愛と次々去っていく秋風塾。
秋風が悪いわけではないのにこうなってしまうのが切ないね。
ユーコと鈴愛が久しぶりに語り合うシーン、
あたたかくていいシーンなんだけど、今思えば二人とも「失敗」したわけで辛い。
終盤の鈴愛の夢が凄まじいwカエル婆ちゃんが出てくるのはまだしも
幻の岐阜の課長さんまで登場w とんでもないカオスの中で
秋風に律の結婚案内状が届く「ジャスト マリード」 >>361
夏虫の駅での
律の唐突なプロポーズで放送当時は意味が分からなかったんだけど
今振り返ると
自分もまさに神回としか言えない >>376
普通に働いてるけど
何か勘違いをしているのかもしれんが半青は好きだが石橋の配役がミスキャストだったと個人的に思っていただけ >>383
そこそんなに頑張るところじゃないっしょ。 第76回録画視聴
鈴愛のただならぬ状況に破門されたボクテまで秋風のところにやってくる。
ボクテもユーコも秋風も鈴愛が大好きなんだなってつくづく思う。
ユーコとボクテがより子をディスるのがちょっとひどいんだけど面白いwww
なんでそこまで言うねん?って感じだけど結果的にだいたい合ってるんだよね。 >>385
マジレスするけど、そうでもないんじゃないの。
爪痕残せれば十分でしょ。嫌な役柄だからって役者を嫌うアホはそんなに多くいないよ・ より子は律と相性が悪かっただけで、よく居る普通の女だった。
清も言ってみれば普通の女子大生だったけど、印象の悪さで損してるな。 >>388
異常とまでは言えないという意味では「普通」かもしれないけど
やっぱりより子は冷たい人だと思う。
そして石橋さんはそういうキャラに合っていた。 第77回録画視聴
冒頭、晴さんと電話で話す鈴愛。その表情が凄い。
表情が凄いといえばなんといっても秋風塾で漫画をやめると宣言するアレだけど、
これも負けず劣らず凄い。怖い。迫力がある。
なんだろう、アレを見たから気がついたのかもしれない。
里芋を食べながら壊れていく鈴愛、そしてとうとう大阪か・・・
秋風と律の電話のシーンがしみじみいいね。 >>390
社員をゴミ扱いして
退職金も払わずに社長一家が良い肉を食っている
キングオブクズの
まんぷくの話は書く所が違うよ >>397
悪いけど帰ってくれないか。そんな話はここにはそぐわない。 >>396
私たち結婚しましたハガキが来るのがこの回の頃だっけ
スズメがプロポーズを断ったのに4年も本人はキープしていて
それでいて律の近況を気にしない姿に
半分青いは好きだけどこれは無いだろうと思った 第78回録画視聴
律とより子の家を訪ねる鈴愛、これは解釈が分かれるだろうけど
自分はより子は鈴愛にピンときてたと思う。
「よかったら上がってお待ちください」も牽制では。
そしてこのシーン、清が鈴愛を招くシーンをなぞってるよね。
秋風ら4人が鈴愛の心配をする様子がまたたまらない。
「おまえに楡野を評価する資格はない!」とボクテにどなる秋風、
本当に心配なんだね。
おもかげで過食しながらネームを書く異様な姿、朝ドラでここまでやるか?
鈴愛が秋風塾に帰ってきてからのシーンが凄まじい。
ネームに目を通す秋風を見つめる鈴愛の紙のように白い顔
沈痛を絵に描いたような秋風の表情
爆発したようにユーコやボクテを攻撃する鈴愛、
一秒たりとも目が離せない。こんな壮絶な朝ドラが
21%もの数字を録り続けたのはある意味驚異的だと思う。 「半分、青い。」第13週でヒロイン鈴愛の幼なじみ男子・律が結婚!
「なつぞら」第13週でヒロインなつの幼なじみ男子・天陽が結婚! 「彼女の一番のよさは、舞台のような“生の芝居”。
芝居を切らず一連で撮ってあげた方が“生感”が出る。
そうすると、演出側の想像を超える瞬間があるんです」
“えも言われぬ顔”も永野の真骨頂。
第72話(6月23日)、
鈴愛が10代最後の夏に別れてから5年後に
律(佐藤健)と再会した時。律を見つめ、
最初は驚いたようにも見え、次第に目はうっすら潤み、
最後は安堵したようにも映った鈴愛のアップは無言のまま12秒。
「あの表情は長く使いたくなりました。
『こういう顔をしてほしい』など、
特に指示はしていませんが、
はっきりした喜怒哀楽じゃない何とも言えない顔、
ちょっとしたにじみ出る表現ができるんだと驚きました」。
永野が放つ“生々しさ”に
朝ドラの名手・田中氏も射抜かれた。
〜〜〜〜〜
「半分、青い。」朝ドラ名手・田中健二氏が語る永野芽郁の魅力
“老け役”“泣きの芝居”“生々しさ”絶賛
2018.09.17 全文
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/09/27/kiji/20180926s00041000501000c.html 『半分、青い。』(NHK総合)には、
“神回予告”がある。というのは、
ドラマの脚本家・北川悦吏子がTwitterで、
その日の放送は神回であることを宣言するものなのだが、
第13週「仕事が欲しい!」に至ってはその神回が2日分あった。
それが、週の頭月曜日に放送された
鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)が数年ぶりに再会し、
律のプロポーズで終わるという衝撃展開の第73話。
そして、もう一つが、土曜日に放送された第78話。
結婚した律の妻・より子(石橋静河)に会うため、
大阪へ行った鈴愛が追い詰められていく、週のラストとなる回だ。
明らかに鈴愛の表情に異変が現れるのは、
葉書で律の結婚を知ったときから。
受話器越しに母・晴(松雪泰子)へと確認する
「律……結婚した?」というセリフは、
幼いときから律と一緒にいた日々を知っている母が、
あえて結婚を言ってこなかった意味を飲み込んだ上でのセリフ。
虚脱し、さしてやそこまで意味もない実家への電話は、
あまりのショックに思考が停止している鈴愛を想像させる。
葉書に書いてある大阪の律とより子の家に向かう鈴愛。
偶然、ベランダに出てきたより子に言われる
「よかったら、上がってお待ちください」というセリフは、
過去に律と付き合っていた清(古畑星夏)から言われたセリフ、
シチュエーションと、生々しくも酷似している。
東京に戻った鈴愛は、自ら傷口に塩を塗った常軌を逸した行動に、
漫画の創作意欲のためと理由を付け、ネームにぶつける。 次のシーンは、
鈴愛が秋風に描きあげたネームを見せる場面となるが、
ここで筆者は北川の神回予告に納得した。
カメラは、鈴愛の顔をアップに捉えるが、
彼女の表情が映し出すのは、何も期待していない、虚無の心情。
取り繕ったような言葉を秋風にぶつけた末に待っているのは、
「クソだ」という秋風からの叱咤激励、
そう信じていた鈴愛に、秋風は
「ああ、うん。いいんじゃないか? よくまとまっている」
と投げやりな言葉を送る。
すると、鈴愛の表情は虚無から落胆へと変わっていく。
秋風から返ってくる言葉は分かりきっていたとしても、
ユーコとボクテ、3人で学んだ秋風塾の頃のように、
鈴愛は叱ってほしかった。愛の反対は憎しみではなく無関心、
というのはマザー・テレサの言葉だが、
鈴愛はその秋風の言葉から自分を見限ったのだと判断し、
澱のように溜まっていた思いの丈をユーコとボクテにまでぶちまける。
結婚の機会を逃し、漫画も売れず、28歳。
鈴愛にも、とうに限界はきていた。
〜〜〜〜〜
『半分、青い。』永野芽郁が追い詰められ崩れ落ちていく
「東京・胸騒ぎ編」終幕へ
2018.07.01 全文
https://realsound.jp/movie/2018/07/post-214352.html
特に第78話ほど残酷なものはなかった。
糖分を過剰摂取しないと頭が働かない鈴愛と、
鈴愛のネームを見て
「あいつは自分が書けなくなったことに気づいてないのか」
とボクテ(志尊淳)たちに問いかける秋風(豊川悦司)。
「才能というものは残酷です。
湧き出るときは温泉のように止めどなく湧き出して、
そしてある時、3日目の風船のようにしぼんでしまう」
と風吹ジュンのナレーションが追い討ちをかける。
ボロボロの鈴愛は自分の愚かな行動の動機を
「漫画のため」と言い訳し、周囲を攻撃し、
うまくいかないことを自分の耳のせいにする。
極めつけは秋風にネームを読ませる時の焦点が定まらない、
絶望に似たなんとも形容しがたい表情のクローズアップである。
〜〜〜〜〜
永野芽郁と佐藤健が見た夢の顛末
『半分、青い。』が描く、残酷な“時間”の生々しさ
2018.07.11
https://realsound.jp/movie/2018/07/post-218682.html それでもようやく書き終えた鈴愛は、
漫画を描くために大阪まで行って
「自分の気持ちに塩を塗ってみた」
とニコニコしながらネームを差し出す。
鈴愛のニコニコ顔の背景に
秋風の仕事場のライトがいくつもぼかしで映る。
漫画の手法だったら点描でいくつもの円を描いたもののような感じか
ぼかしのスクリーントーンか。
やけにキラキラした背景と劇伴のか細い音楽とが相まって、
鈴愛は笑顔にもかかわらずなんだか悲しい。
「いいんじゃないか。よくまとまっている」
と秋風は言うが、鈴愛は気づいていた。
「私を見限ったからですか?
描けない私がかわいそうだからですか?」
「逃げたやつ(ユーコ)に何がわかる」
「売れてるボクテは私を見て笑ってる。高見の見物や」
やけになって晴(松雪泰子)に勧められた
お見合い結婚してやると言うと、
ユーコがその話はなくなったとばっさり。
78話を神回というなら(作家が事前にそう告知していた)、
このくだりを私は推したい。
鈴愛の味方だったユーコが
わざわざここで残酷な事実を突きつけるのは、
鈴愛に「逃げたやつ(ユーコ)に何がわかる」
と言われてぶちキレたから。
鈴愛とユーコの痛烈なパンチがクロスカウンターのごとく
(あしたのジョー意識してみました)炸裂したことで、
それまで鈴愛も周囲もおそらく気にしないように
蓋していた耳の話が浮上してくる。
結婚話が消えたのは「私の耳のせいか」と
鈴愛は壊れた鎧のなかの自分の弱い部分を見てしまう。 ティンカーベルでは実力さえあればハンデは関係ない。
だからこれまでずっと鈴愛は耳のことを忘れることができた。
でも漫画が描けなくなった途端、魔法が溶けたように、
他者と自分の差異をいやというほど思い出してしまう。
秋風たちも鈴愛にコンプレックスを感じさせないように
振る舞っていたのだろうが、それが鈴愛には同情に見えてくる。
同情されるのが一番悔しい。
「私にはなんにもない」と絶望した鈴愛に、秋風は
「なんにもない楡野にひとつ提案だ。漫画を描け。
このネームはくそだ。このまえのやつもくそだ。
そこでどうだ。いつものおまえのやり方だ。
ネームなしでいきなり描いてみたらどうだ。
はじめて漫画を描いてみたときのように」
とあくまで漫画で状況を突破させようとする。
ここが秋風の秋風たる所以だろう。
今一度、78話が神回というのなら、
猛然と書き進められたかのような
弾丸のごとき鈴愛の行動と台詞は、
文字の連なりが真空のようになって、
そこに見る人の記憶や体験を映し出していくところで、
78話ではとりわけそれが顕著だった。
一見、自分の世界を堅牢に固めているように見える脚本は、
その実、他者の想像力に強く働きかけ、
演出家や俳優はそれぞれの想像力を発揮し、
視聴者は朝からスパーリングしたみたいにへとへとだ。(木俣冬)
〜〜〜〜〜
全文
https://www.excite.co.jp/news/article/E1530464108186/ 北川氏は21日のNHK「あさイチ」
(月〜金曜前8・15)にVTR出演。
お気に入りのシーンの1つは
第78話(6月30日)、公私にどん底の鈴愛が
ユーコ(清野菜名)に
「逃げたヤツに何が分かる」、
ボクテ(志尊淳)に
「売れているボクテは私を見て笑っている。高みの見物だ」
などと当たり散らした場面。
「計算で書いているシーンではないんですね。
ここが泣かせのシーンだとも思っていなかったですし、
テクニックでヤマ場にしようとも思っていませんでした。
書いている時に自然に出てきたセリフが多くて。
お見合い話がなくなり、
鈴愛が初めて
『耳のせいか(耳か…。私の左耳が聞こえないから、
結婚話なくなったのか。結局そういうことか)』
と言うじゃないですか。
そのセリフが出た時、自分で初めてビックリしました。
鈴愛は無邪気に付け耳をしたりして、
失聴のことは全然大丈夫と周囲に見せてきたのに、
心の底では気にしていたんだと。
そう書こうとしたんじゃなく、
あの流れで自然に鈴愛のセリフとして出てきて、
そういう意味では計算では書けないシーンでした」と振り返った。
〜〜〜〜〜
【来週の半分、青い。】最終週
2018.09.22 全文
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/09/22/kiji/20180922s00041000195000c.html 芽郁ちゃんの演技で特に思い出すのは、
東京・胸騒ぎ編の第13週「仕事が欲しい!」で
鈴愛が漫画をかけなくなった時の顔です。
仲間のボクテやユーコに当たり散らして、
ひどいセリフも言って。
そのセリフのト書きに私は、
『イっちゃってる顔』って書いていたんです。
芽郁ちゃんそんな顔したことがないから、
困ったみたいなんですが、いざテレビで見たら、
そのシーンの芽郁ちゃんの顔は
見ていて苦しくなるほどの表情で。
でもあの顔の演技を見て、
本当にすごい女優さんだと思いました。
絶対に忘れられません。
東京・胸騒ぎ編はあまりにも特殊な漫画家、
物語を作るクリエイターの話に寄りすぎてしまったし、
長く書きすぎかな? と思っていましたが、
(自分自身)熱い気持ちで書けたし、
芽郁ちゃんをはじめ、豊川さんたちにも
熱を持って演じてもらいました。
視聴者の方にも熱心に見てもらえて、
私の訴えるものを感じ取ってもらえたのではないかと思います」
〜〜〜〜〜
『昔と変わらない、あいかわらずの豊川悦司』
「半分、青い。」脚本家北川悦吏子インタビューVol.3
2018.09.28 全文
https://croissant-online.jp/life/74535/ ●意識的に演技に持ち込んだ“矛盾”
――鈴愛が漫画を描けなくなり、
秋風先生に泣き笑いのような顔でネームを見せて
「これ屑ですよね」と訴えていたシーンも強く印象に残っています。
涼ちゃんから別れを切り出されたシーンなども、
顔は笑っているのに言葉は真逆など、
セリフと表情が一致しない演技が圧巻でした。
永野:鈴愛も自分のことが分かってなくて、
どうしていいか分からないことにも悲しさを感じている。
そして、自分の思いとしては
こうしたいというものがしっかりあるのに、
それができない自分の無力さだったり、
色んなものを感じてるから、表情と言葉が食い違っていく。
生きていたらそういったどうしようもない感情って
時々あると思うんです。
悲しくて虚しいけど、自分を守るために
笑っておいた方がいいみたいな。
すべての行動とセリフが一致していくのは
何か気持ち悪いなと思って、
ちょっと意識的に“矛盾”を持ち込めたら
と思ってやっていました。
〜〜〜〜〜
永野芽郁が明かす、『半分、青い。』鈴愛役の苦悩と喜び
「壊れるかもしれないと思った時期もあった」
9/17(月) 全文
https://realsound.jp/movie/2018/09/post-251652.html 長々と引用ウザいよ、と言いたいとこだけど78回に熱く反応した人が大勢いたのはわかった >>415
>生きていたらそういったどうしようもない感情って
>時々あると思うんです。
これね。10代でそれをわかってて、さらに毅然と口に出せる永野は本当に凄いと思う。
逆にいい歳をしてそういう感情の発露にいちいち突っ込み入れて悦に入ってる人って本当にみっともない。 >>414
北川さんもちゃんと見てるな。当たり前だけど。
>そのシーンの芽郁ちゃんの顔は
>見ていて苦しくなるほどの表情で。 第79回録画視聴
鈴愛が人に謝らないとか言ってたアホがいるけど
正気に戻ったらもう真っ先に謝ってるよね。
三人の絆はそういうものなんだよ。
いっときキレたからって鈴愛を叩くとかアホかと。
それはそれとして、ユーコとボクテに守られた鈴愛は
最後に一旗揚げて堂々と引退すると思っていた。
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