第144回録画視聴

実家の押し入れで見つけたモアイ像から田辺さんの発言を思い出す鈴愛。
壁に風を当てるという方法は結局使い物にならないんだけど、
渦を崩すという決定的なヒントをつかみ取る律。やはり名コンビ。

スパロウリズムにボクテとユーコが訪ねてくる。
永野芽郁の老け演技については何度も触れてるけど清野菜名も凄いねえ。
後半の鈴愛とユーコの長回しの会話、20年前の映像が挿入されるけど
二人とも本当に20年経ったようにしか見えない印象の違い。まったく凄い。
そしてこの鈴愛とユーコの会話が重すぎる。鈴愛との再会を心から喜び、
終始笑顔のユーコだが言葉の端々にどこか精神の平衡を失いかけている気配がにじむ。
ラストで二人が抱き合うときの鈴愛の表情にどこか不安の色が表れるのも上手い。
今後の展開を知っていたら涙なくして見られない場面だと思う。