>>22
特許権を放棄すればチャイナ・ロシア・北朝鮮も好き勝手に使えるようになる
マジテックが保有しアメリカで軍事利用の価値のある特許の技術的な内容は特許公報として一般向けに出版公開されているから
日本にいれば誰でも合法的に入手可能だ

もっとも実際にはマジテックが特許権を放棄せず保持していようと、チャイナやロシアや北朝鮮は勝手に使うだろうけどね
これらの国々は軍民ともに他国の特許を勝手に侵害して無断使用するのは日常茶飯事だから

それと現実的な問題をもう一つ
マジテックのような文字通りの弱小町工場だと日本国内での特許権侵害ならともかく、外国で自社の特許を勝手に使われても
現実にその特許権侵害を知る由もないし、仮に知ったとしても、相手から賠償金をふんだくるために外国で損害賠償の裁判を行って
勝訴に持ち込めるだけの裁判費用を出せるだけの体力もないから、現実にはアメリカでも他の国でも軍の意向を受けた企業が
マジテックの特許を勝手に使ってパワード・スーツを作って金儲けをしても、マジテックは対処のしようがない

どれほど優れた特許を持っていようと、その侵害を必要ならば裁判によって排除し特許の排他性を法律の力で守り切れるだけの経済力がなければ
どうしようもないのだ、そしてマジテックの体力(財務力)から考えると、マジテックは自社特許に対する特許権侵害を裁判を使って排除できるだけの
力は残念ながらない、特に海外での特許権侵害に対してはね

まあだから、私が真矢ミキがマジテックの特許を売ろうと狙っている軍事企業の立場ならば、マジテックの特許を無断で使ってパワード・スーツを
サッサと作ってしまうね、マジテックにとっては特許権侵害をされている事実を知りようがない(マジテックがそのパワード・スーツを手に入れて
分解して中の仕組みを調べない限り、特許権侵害があるのは知りようがない)し、万一、知ったとしても、アメリカで弁護士を雇って軍事企業相手に
特許権侵害裁判を戦い抜けるだけのお金(弁護士費用)を負担できるだけの財務力がないから、マジテックは泣き寝入りするしかないからだ

つまり、マジテックのような経済力のない企業の特許など、海外企業にとっては無断で使った者勝ちなんだよ、残念ながらね