>>384
似てる

『どうしても触れたくない』
新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで上司となる外川と出逢う。
外川に対する第一印象は最悪だったが、嶋は明るく気が利く外川の性格に徐々に惹かれ、一線を越えてしまう。
関係が続く中、辛い過去を持ちながらもポジティブに生きる外川に、惹かれつつも素直になれない嶋は、外川が本社に栄転が決まったことで別れを決意する。
しかし、外川は嶋と別れるつもりはなかった。嶋のことが好きだと言う外川だが、嶋は子供が好きで家族を持つことに憧れを持つ外川の重荷になることを恐れていた。

『窮鼠はチーズの夢を見る』
既婚リーマン恭一の前に現れた大学時代の後輩の今ヶ瀬。
なんやかんやで恭一が離婚し、今ヶ瀬が押しかけ女房的な存在になるものの、恭一はモテるのでふらふら流され、言い寄ってくる女性と関係を持つということを繰り返す。
今ヶ瀬のことはかわいいとは思うが、ゲイではない恭一は今ヶ瀬に対する気持ちが恋愛感情とは思えないけれど、今ヶ瀬との関係が楽だし心地よいので、ただ流されていく。
(中略)
恭一に想いを寄せる女・たまきが登場。
たまきの存在が固定化しつつあった二人の関係に影を落としていく。
恭一は自分の中に今ヶ瀬に対する恋愛感情のようなものに気が付くが、自分がゲイではないから今ヶ瀬の望む愛し方をしてやれないと思い、たまきに嫉妬して衝動的に別れを切り出した今ヶ瀬に同意しあっさり別れてしまう。

その後、たまきが恭一に告白。
恭一はたまきと流れで関係を持ってしまい、交際開始・半同棲を始める。
結婚の話が出てきた頃、まだ恭一を忘れられない今ヶ瀬は衝動的に別れを切り出したことを悔やんでいると恭一に言い、彼女と別れなくていいからせめて愛人にしてくれとすがる。