唐沢財前は、
数えきれない患者の生と死を真正面から受け止めてきた者の覚悟や、
医療の進歩に全力で取り組んでいく志と矜持
そのためにこそ何が何でも上を目指すのだという執念
がしっかり描かれていたので、
裁判で負けたことや、自身が癌で死ぬことへの悔しさにも共感できる部分はあった。

岡田財前は、
「天罰が下ったぞ自業自得だ」としか思えない。