唐沢財前は凛として死というものを理解出来ていて死さえ恐れていなかった
医師として理想の自分になれなかった無念があっただけ
そこに過去の手段はともかく今際の際の演技で視聴者の共感を呼ぶ大人な財前像に対し
岡田財前は教授や理事や父になるのも半ば押し付けられた哀れな自分を強調してたり
死を思いっきり恐れて泣きわめいたり日ごろのブラックすぎるドヤ感のせいで
我儘な子供に見えてしまう臨終直前に何かを悟ったような「これが死か」と言われても
共感できない
役者の力量もさることながらこの脚本は安っぽすぎるわ