第7話が一番ひどかった。

18mの基礎で国の基準を満たしているのならば、十分安全。
そもそも基準には安全率を含んでいるから、少しでも大きな荷重がかかれば
破壊されるわけではない。
許容荷重10トンで設計されている場合、17トンが破壊荷重だったりする。
鉄筋コンクリートなどでは圧縮時には安全率3.0の部材が普通。
しかも設計上、橋の基礎は大規模地震時の照査で決定されるから
通常の交通時には全く問題ない。

コンクリートのセメント量をごまかしたというのも、あり得ない。
配合の記録は残るし、録画した画面で配合表を見たら
立米当たり316kgだったセメント量が315kgになっているだけだった。
一番高価な混和剤をごまかすならまだしも、この程度のことでは
メリットがほとんどない。
そもそもバレたときのデメリットが大きすぎて、こんなことをするゼネコンなんてない。

ドラマとはいえ、肝心なところが技術的に間違ってるのはよくないなぁ。
しらけてしまった。